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調査の実施時間

2018年05月17日

『調査時間の注意』


行動調査において、調査対象者を「何曜日の何時から何時まで調査するか」というのはとても大事な要素です。
理想を言えば、24時間365日フルにやることですが、現実的ではありません。

時間単位で料金が発生する調査事務所であれば24時間体制の調査を数日実施しただけで高額の負担になってしまいます。
また、日数単位で料金が加算される業者であっても、長時間の調査はそれだけ現場で目立つことになってしまい、発覚のリスクが生じます。

以上から、行動調査は長くやればいいというものではなく、効率よく的を絞ってやるほうがベストということです。



『いつ調査するか』


行動調査をどのようなスケジュールで行うかには、大きくわけて二周類のやり方があります。


1 依頼人が時間を指定する

2 現場担当の調査員が日時を決定する



『依頼人の時間指定』


1の依頼人が時間を指定するやり方が一般的です。調べる方については、依頼人の方のほうが詳しく、スケジュールが把握しやすいからです。

怪しい時間帯や曜日に関しても絞りやすく、また、不自然な出来事(急な出張や、予定に無かった飲み会、通常と異なる仕事のシフトなど)にもすぐ気づけます。

ただし、難点もあります。近すぎて、思い込みや決めつけがあるという点です。

「まさかこの日には何もしないだろう」「この時間帯は動くわけがない」と決めつけてしまいがちですが、それは100%ではありません。

むしろ、「この日時は大丈夫」と思っているときに、不貞行為を行っているものです。相手は「だまそう」と考えているからです。



『調査員が任意の時間に調査する』



依頼人の方で時間を絞り切れない時や、対象者のスケジュールがまったく把握できない場合などは、こちらのパターンで調査します。メリット・デメリットに関しては、1の『依頼人指定』と正反対です。

調査員は、対象者の素性をよく知りませんから、的を絞って効率よくという調査は出来ません。しかし、固定観念なくフラットに調査を実施する事で、依頼人も気づかなかった怪しい時間帯をきっちり押さえることが期待できます。

また、経験豊かなベテラン調査員であれば、長年の勘から、特に怪しい日にちや曜日・時間などに焦点を当てることも可能でしょう。



『まとめ』


限られた予算や人員、日時で最大限に調査の結果を出す為には、「調査時間をいつに設定するか」は非常に大切です。

依頼人の持つ情報は何より重要ですし、固定観念を持ち過ぎるのも危険ですから、依頼人と調査担当者とでしっかり打ち合わせをして、もっとも結果が望める方法を一緒に検討するべきでしょう。