人探しとSNS

十年以上探偵を続けているベテランであれば、みんな口をそろえて「人探しは難しくなった」と言うことでしょう。

『個人情報保護法』のためです。これにより、従来まで探偵が駆使していた【ソーシャルエンジニアリング(Wikipedia)】がとても困難になってしまったからです。

 

困難になった人探し

単に法律がどうこうというだけでなく、世間の人々の、プライバシーに関する危機意識の高まりもまた、人探しを困難にしています。

ストーカーがらみや、DVがらみで隠れているひとの住処を探し出して暴くのは論外ですが、お世話になったひとや、縁が切れてしまった身内同士の再会のお手伝いが出来なくなったことは、探偵としては複雑な心境です。

ただ、ここ十年以内に探偵業を始めた若い調査員なんかは、逆に「人探しは簡単だ」という感覚だったようです。

『SNS』の浸透で、誰も彼もが必要以上に自分の行動をさらすようになったからです。

 

SNSによる時代の変化

ほんの十数年前からは想像もつかなかったほど、人々は自分の姿をさらし、自分自身のプライベートや個人的な日記、写真を公開するようになりました。

新しい探偵は、Facebookやツィッター、インスタグラムなどのSNSを駆使して人探しをします。

そして、それによって、以前であれば金も時間もたくさん使ってやっと見つけ出していたような相手でも、ふとしたきっかけで簡単に探せるようになったのも事実です。

人探しという調査は、形態を変えつつあります。

 

そして今

しかし、ここ最近の私の印象では、再び人探しは困難になってきているように思えます。

SNSが浸透してもうかなりの時間が経ち、人々が『ネット慣れ』『SNS慣れ』してきたからです。

以前であれば、ネットに自分自身を晒すことをあまり深く考えてなかった人が多かったのが、様々なトラブルや事件を経て危機意識が高まり、SNSとの付き合い方を、より慎重にするようになってきたからだと思います。

極端な例ですが、まだFacebookが始まったばかりの頃、人探しの依頼を引き受け、Facebookで検索したら当該人物がヒットし、依頼を受けて十分くらいで見つかった、という話もありました(もちろん、料金は返金しました)。

今は、依頼人の方も、まずそういった手段を一通り試して、ネット上の自己調査がすべて駄目だった場合に、人探しを依頼して来るはずです。

つまり、SNSを使った「正攻法」は通用せず、人探しはさらに困難になってきているということです。

 

もり探偵事務所は、尾行・証拠撮影に特化した福岡県の【行動調査専門】の私立探偵です。

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