福岡の探偵から見た世界

アメリカで爆発しているエネルギー

コロナによって世界各国でロックダウンや自粛が相次いだ影響で、三月・四月の『民間消費』は大恐慌クラスまで落ち込んだそうです。

資本主義経済において、人間の活動が停止することは、致命的な消費の停滞でもあるわけです。

コロナ禍が完全に終息したわけではありませんが、これ以上経済を麻痺させ消費を抑え込むと、病気になる以前に生活が立ち行かなくなる

……そんなギリギリの判断のもと、少しずつ経済活動の再開が行われ始めました。

その矢先に、アメリカの暴動です。

これは、額面通り見るなら、長年アメリカの抱え込んできた人種差別という問題がまた噴出した、と捉えられますが、問題はそれだけに留まらないようです。

「コロナで溜まりに溜まったフラストレーションが爆発した」という見方もあるからです。

 

消費がもたらす安定と平和

『消費』というのは、何も金銭的・経済的な表現のことだけではありません。

人々は、街を歩き、買い物し、食事をし、人と話したり、ライブに行ったり、スポーツしたり、酒を飲んでワイワイ騒ぎながら、常にエネルギーを発散していたのです。

経済が止まり、消費が出来なくなったことで、少しずつ発散されていた人々のエネルギーは、どんどん溜まっていきました。

白人警官による黒人男性への理不尽な暴行は、たしかに社会的正義が問われる大問題です。虐げられていたと感じていたひとびとが立ち上がるのに、充分な動機であったのでしょう。

しかし、その後の、ガラスが割れ黒煙が上がる、あたかも内戦状態のようなアメリカを見るに、「これを正義と呼ぶにはちょっとムリがある」という感覚は拭えません。

ブランド店略奪や、無差別な暴力は、どう見ても「単に暴れたいだけ」のようにしか思えないからです。

細かく見るなら、アメリカにおける全国民共通の惨禍だったコロナ禍の中でも、実は相当の人種差別や経済格差があったそうです。

そんな、積もりに積もった不平不満が、今回の暴動に繋がったとも言えます。

ただ「家に閉じ込められていた人々のフラストレーションがこの暴動のすべて」と断ずるのも乱暴な意見でしょう。

しかし、実際に、コロナのせいで閉じ込められ、溜まりに溜まったエネルギーがなければ、今回の暴動もここまで過激にはならなかったのでは、とも感じます。

 

じゃあ日本でのエネルギー問題は?

同様に、日本でも、自粛によって閉じ込められていたエネルギーがもたらす問題が生じ始めています。

日本人はアメリカほど過激ではないので、デモや暴動は起きていません。そのかわり、『DV』……家庭内暴力が深刻化しているそうです。

内弁慶の多い日本ならではの問題とも思いますが、さっさと暴れてスッキリしたり、目に見えて酷い人間には法的処罰が速やかにくだされる 『暴動』と違い、『DV』は問題が表面化しにくく、ネチネチと、継続的に続く恐ろしさがあります。

『家族』は強い絆で結ばれた集団ですが、24時間365日ベッタリ一緒の状態がベストというわけではなく、仕事に行き、学校に行き、習い事や趣味の集まりに行き、それぞれがそれぞれの消費でエネルギーを発散させてこそ、うまく機能するモノなのかもしれません。

 

福岡における探偵・調査業の今後

福岡でも、緊急事態宣言は解除され、緊縮していたひとびとの消費と生活は、少しずつ緩み始めています。

否定的な意見のひとも多いでしょう。コロナは、ペースが鈍化しただけで、抗体もワクチンもまだまったく不完全です。人類がそれを克服したというわけではありませんから、「すっかり元通りの日常」という気持ちには私も到底なりません。

しかし、だからといって、人々の『生きるエネルギー』はいつまでも押さえ続けてはいられない、とも考えます。

そんなことをすれば、溜まりに溜まったエネルギーが、コロナとは違うカタチで社会の安定をブチ壊しかねないからです。

 

「何が何でも証拠を取りたい」なら今がチャンス

もり探偵事務所でも、調査と受任に関しては、通常営業を再開しています。(面談だけは休止中です)

福岡の探偵業界もぼちぼち通常運転になっていくことでしょう。個人的には、押さえつけられていたエネルギーの反動から、潜在的な浮気・不倫対象者は、一斉に動き出すのでは、という気がしています。

暴動よりはマシでしょうが、不貞行為を肯定するわけにもいきませんから、看過できない問題です。

「しばらく自粛していたことで、探偵に電話するのも億劫」という気持ちも理解できますが、どうぞお気軽にお問い合わせください。

何が何でも証拠を取りたいというひとにとっては、対象者のエネルギーが有り余っている今がチャンスかもしれません。

四月・五月の自粛期間中も何かと仕事仕事で、フラストレーションもムダなエネルギーも溜まっているわけではない私ですが、依頼人様のためにはいつでも動く所存です。

 

……それにしても、次から次に問題が起きますね、2020年は。

人類史に残る混迷の年になるのは間違いありません。

 

 

尾行・証拠撮影を得意とするもり探偵事務所は、福岡の私立探偵です。エネルギー満点のフットワークの軽さが売りです。