LINEの恐ろしさ

LINEは便利なコミュニケーションツールですが、とても恐ろしいものです。

セキュリティがどうという月並みな意見として言っている訳ではありません。

今回、タレントの不倫がLINEによって流出したという話ですが、セキュリティ的な観点で言うならば、怖いのは「iPhone」であり、関係者であり、「週刊文春」です。LINEそのものではありません。

 

プロから見たLINE

プロの探偵が考える「LINEの恐ろしさ」には2つあります。

それは、「臨場感」と「親密さ」です。

まず、「臨場感」ですが、LINEは単純なメールのやりとりよりも、向かい合ったアイコンと吹き出しのせいで、イメージとして「会話」をしている感覚に近くなります。

これがLINEの良いところでもあるのでしょうが、こと、浮気や不倫がバレるきっかけとしては、単純なメールが発覚するよりも、「絵的なイメージ」としてインパクトが強いわけです。

アイコンにそれぞれの顔を使っていたらなおさらでしょう。

恋人や配偶者が、浮気相手と、スタンプや絵文字を駆使して、とても見ていられないような熱々の会話を楽しんでいる画面。

単にメールでの「好きですよ」「RE:私もですよ」といった文章に比べると、破壊力は歴然です。

また、臨場感…ライブ感と言っても良いですが、それがあるせいで、考えて文字を入力し、ワンクッション置いてから送信するメールに比べて、「失言」や「放言」が多くなってしまう傾向があります。

ついつい、他人にはお見せ出来ないような恥ずかしいメッセージを、あたかも会話のように、ポンポンと送信してしまいがちです。おまけに、相手に送ったテキストは消去出来ません。

タレントのLINE事件がここまで盛り上がっている大きな理由のひとつは、「臨場感満点のLINEのスクリーンショット」のインパクトにあることは間違いありません。

 

 

二つめの怖さは「親密さ」です。

少し話が逸れますが、浮気が発覚しない一番の方法はなんでしょうか?

それは、出来る限り相手と接触しないことです。

私が浮気調査をしていて一番手強いと思う対象者は、全然相手に会おうとしない人です。

つまり、相手に会わない、電話もかけない、メールもしなければ、浮気はバレようが無いわけです。

もちろん、そんな状態は浮気とはいえ不自然ですから、どうしても相手と会ったり連絡をとってしまい、そこから発覚へと繋がってしまうことになるのです。

さてLINEですが、先に述べた通りまるで会話をしているような雰囲気もあり、便利で楽しいツールです。爆発的に流行ってみんなが使うのも納得です。

特に、恋人同士のコミュニケーションには、LINEは最高のツールなのでしょう。

それが例え、おおっぴらには出来ない禁断の恋人同士であっても。

相手と特別な「親密さ」が感じられるLINEは、浮気や不倫関係の、本当はマメに連絡を取り合うべきではない二人にとっても、使わずにはいられないコミュニケーションツールなのです。

LINEならではの「親密さ」。それもまたLINEの恐ろしい点です。

 

まとめ

最後に、このLINEですが、原則としてアカウントをひとつしか使えず、隠れて特定の相手とやりとりするのに都合が悪いという特徴があります。

例えば、これがメールであれば、webメールのアドレスを作り、見られたくないメールのやりとりはそのアドレスを使う…という手が使えるでしょう。

しかしLINEで特定の誰かとのやりとりを隠す方法は、「ポップ通知や音を消す」「登録の名前を変えてしまう」「トークを削除または非表示」「LINEそのものにロックをかける」くらいしかありません。

友人・知人だけでなく家族とも頻繁にやりとりするのが当たり前のLINEで、このような手段をとっても対症療法にしかなりません。

これでは、家族で住んでいる同じマンションの別の階に愛人が一緒に住むようなものです。

このように、LINEの真の恐ろしさとは、「発覚した際のインパクトが非常に大きく」、「隠しておくことが難しい」にも関わらず、「恋する二人にとって、やらないなんて選択肢はあり得ない」という点なのです。

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