「予兆」

11/8の早朝、博多駅付近の路上が突如陥没するという事件が発生しました。

地元・福岡市で発生した大事件だけに他人事ではありませんが、それ以上に衝撃的だったのは、当日の朝、現場のすぐ近くで調査をしていたからです。

弊所業務に影響はありませんでしたが、今後の復旧の大変さや現場付近の会社や店舗の経済的損失を考えると、関係者各位には気の毒な話です。

早朝とはいえ、博多駅から目と鼻の先のメインストリートでの事故で【人的被害】が無かったのは、当時、地下鉄工事をしていた業者が異変を察知して、すぐに博多署に通報。迅速な交通規制を実行したからというのが理由のようです。

天変地異であるかのような突発的な出来事には、何かしら【予兆】があるものです。

実は、崩落の前日に事故現場からそう遠くない場所で調査していた際、あたりに何故か『ドブのような異臭』が漂っているのに気づきました。

事件の速報を聞いた時、まず思い浮かんだのは「あの異臭は何かの前触れだったのか」という事です。

しかし、実際は、事件の直前に地下鉄工事で岩盤を削った事が直接の原因でした。

私の感じた予兆は、ただの勘違いでした。勢いでブログに「私には事前に分かってましたがね」なんて書かなくて良かったと思います。

とはいえ、何か大きな事の前触れとして、【予兆】があるというのは事実です。

今回の件でいうと、崩落の現場のあたりで、数年前にやはり同様の崩落事故が起きていました。

規模が段違いに小さかった事もあってそれほど話題にならなかったのですが、これはまさに今回の大規模崩落を予言していた出来事なのかもしれません。

忙しい日常生活の中で、【予兆】はつい軽視され、見逃されがちです。

人間には、危険や異変を察知する【本能】というレーダーが備わっていますが、同時に、「気のせいだろう」「考え過ぎだろう」と結論付けてしまう頭でっかちな【理性】もまた備わっています。

突発的な事態を予言者のように察知して回避する事は不可能ですが、もし本能が何かしらの【予兆】を捉えたら。

その小さなサインを見逃さないようにするべきかもしれません。

【予兆】は、意外に他愛のない、一見すると取るに足らないような形で具現化するものだからです。

私の経験上での話にはなりますが、特に、「クサい」「(水が)出ない」「(何かが)繋がらない」という【不快】【不便】【不満】というのは異変が起きるサインである事が多いです。

そういう事象が身の回りに生じた時、単純にストレスを感じて腹を立てるよりも、見えない部分で何か異変が起きているのかもしれないと、冷静に見極めたいものです。

今回はハズレでしたが。

日常の中に何か異変を感じたら  福岡の私立探偵 もり探偵事務所