違法薬物摘発の話題

人気女優やタレントの薬物摘発のニュースが世間を騒がしているようです。

沢尻エリカ容疑者「私の物に間違いない」麻薬所持の疑いで逮捕 | NHKニュース

元タレント 田代まさし容疑者を逮捕 覚醒剤取締法違反の疑い | NHKニュース

有名人の薬物による逮捕はインパクトがあるため、恣意的にタイミングを見計らって実行される、なんて説もありますが、実際のところはわかりません。

ただし、違法薬物の捜査はほとんどがしっかりした内偵を経て実行されます。そして内偵はまず情報提供者ありきです。

つまり、有名人・芸能人が薬物に汚染されている情報は、世間が知らされるより前から、特定の筋には把握されているのは間違いありません。

さて、タレントやスポーツ選手の違法薬物による逮捕は、確かに世間の耳目を集めやすいですが、社会の薬物汚染は、それ以外の一般レベルでも広くまん延しています。

いまや、高校生が売買するような時代でもあります。それは、インターネット、特にSNSの発達の悪影響のひとつとも言えるでしょう。

 

福岡の薬物汚染

事情通によると、福岡県というのは薬物の普及率(汚染率)が、比較的高い県なのだそうです。

真偽は不明ですが、確かに繁華街などで長時間張り込みをしていると、「おっと。あれやってるな」という売買らしき瞬間を目撃したりもします。

私のイメージだと、もっとひと目につかない路地裏や倉庫、建物の奥などで取引しているものと思っていたのですが、ひょっとしたらそういう密室は密室で、見通しが悪く逃げ場がないという理屈なのかもしれません。

ただの勘違いかもしれませんし、調査中は通報するわけにもいきませんから、遠目にさりげなく眺めているだけなのですが、私の見るアレが本当に取引だというのなら、若い女性も多いということになりそうです。

 

違法薬物アレコレ

薬物にもいろいろな種類があるようですが、その中でも大麻は、合法の国に長く居た人物によると、匂いが強くすぐにわかるそうです。

実態調査をしたわけではありませが、大麻は都市部、特に若い層に好まれている印象です。

初めて使用するきっかけとなる『入口』が、大学の交友関係(特に先輩後輩)、出入りしているクラブ、アルバイト先と「学生の世界」に多いせいでしょう。

逆に、もっと深刻な薬物である覚せい剤は、地方に多い印象です。

地方は地方で、よく長時間の張り込みをしている私ですが、調査中に覚せい剤を取引していたり、実際に目の前でワンショット決めちゃっている瞬間を目撃したことはありません。

しかし、以前、このブログにも書きましたが、調査中にオマワリさんから職質を受け、そのまま警察署に連行され、まったく見に覚えのない覚せい剤検査を受けた経験があります。

地方での出来事

その際のてん末は以前ブログにも記しました。

【ある日の覚せい剤検査】

調査中の探偵は挙動不審なことも多いですが、そのときはこちらに落ち度もなく、完全にとばっちりでした。

調査は成功したし、ブログのネタになるなかなかレアな体験が出来たので、今では笑い話です。

他にも、北九州のとある商店街で立ち張りしているとき、どう見ても意識が宇宙に飛んでいってしまっている中年男性が、「ウオオオオ。アオオオオ」とわけのわからない咆哮を上げながら看板を破壊しまくっている場面に遭遇したことがあります。

張り込み中の探偵は、その場を勝手に離れるどころか、いっとき目を離すことも許されない状況下にあります。アブナイひとから逃げようにも逃げられません。そういった事態は、本当に迷惑なのです。

そのときは、さすがに看板を破壊された店の人間が通報したらしく、すぐに勇敢なオマワリさんたちがちょっと驚くくらいの大人数で駆けつけ、その中年男性を捕縛しました。

商店街の一角の店舗から調査対象者が現れたのは、ちょうどそのときでした。

なにしろ私以外に誰もその場におらず、目の前では大勢の警察官が暴れる男を抑え込んでいる修羅場だったものですから、対象者は興奮気味に私に話しかけてきました。

「こ、これ、なにがあったんですか!?」

対象者との直接的接触。ふだんの調査ではまずありえない事態です。

「さあ……私もいま通りかかったもので」

とりあえずトボケましたが、その後の尾行はやりにくくてしょうがありませんでした。

 

最後に

月並みですが、薬物はイケマセン。

特に大麻(マリファナ)は、合法の国もあり、タバコの延長くらいに軽く思われ、比較的容易に手を出しがちです。

マリファナ肯定派は、鬼の首を取ったように「大麻の中毒性は酒やタバコより低い」「身体に負担も少なく、やめようと思えばいつでもやめられる」と口にします。

私はそうは思いません。人間はそんなに強くないからです。現に、スマホにすら依存しています。

気持ちよくハイになるものに手を出して、うまくコントロールできるしっかりした人間などごく一部です。

薬物自体の中毒性うんぬんはそれほど関係ありません。人間には、快楽や便利さに依存してしまう本能があるのです。

違法とわかっていながら手を出してしまうような、流されやすく、意志薄弱で、自分に甘いひとは、いったん依存したが最後、自分からそれを止めることは限りなく難しいでしょう。

今回、逮捕された女優は、キャリア的には絶頂期にありました。まともな神経ならば、誰がどう考えても、薬物なんて絶対に関わるべきではない大切な時期です。

なのに、それを止めることは出来ず、結局マークされて、逮捕に至っています。

それほどまでにクスリは怖いのです。意志力でなんとかなるものでもありません。薬物VS人間は100%負け試合です。最初から近づかないのが一番賢明です。

 

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